ご存知の通り当団の今年のオペラ公演は
モーツァルトの「魔笛」(K620)を取り上げます
通り一遍の曲目解説はリンクを参照頂くとしまして、(^^;)
この作品は実際の舞台も含めて何度か鑑賞したのですが
いまだに話の筋がよく分かりませんでした。
前記リンクでは依頼主側の事情により筋書が書かれたということで
そういう観点で見ると主役のはずのタミーノ王子よりも
パパゲーノの方が「おいしい」役回りであるのが
分かるように思います。(^^;)
モーツァルトのオペラの中で「魔笛」が特徴的なのは
他のオペラが宮廷劇場のために作られたのに対して
「魔笛」は民間の劇場(シカネーダー一座)の依頼で
作られたことが挙げられます。
そのため「魔笛」は厳密に言うと曲間をセリフで進行する
ジングシュピール(歌芝居)に分類されます。
昨年、当団公演で取り上げました「ヘンゼルとグレーテル」の
解説記事(2013.5.4付記事)で下記のように書いていました
ヘングレの「魔女」はドイツ語では Hexe です(英語では Witch )
ちなみにモーツァルトの歌劇「魔笛」は Zauber の笛(フルート)と書きます
この時は、翌年に「魔笛」を上演するとは
夢にも思いませんでした(^^;)
それはさておき
Zauber と Hexe をそれぞれ辞書で調べると
Zauber : 魔力 ⇒ Zauberer にすると「魔法使い」
Hexe : 魔法使い・魔女
この Zauber と Hexe のニュアンスの違いを
調べようとしたところ、1963年のディズニー映画
「王様の剣 (Die Hexe und der Zauberer) 」が出てきました
・・・結局、曲目解説にならなかったような (;^^)
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